三島をひとり散歩

三島の楽寿園という庭園にある、近年ほぼ枯渇状態にあった小浜池ですが、9年ぶりに満水になったというので、もうこれを逃したら見る機会がないと思って、三島に散歩しに行ってきました

 

小浜市の影響でずっと「おばまいけ」と読んでいましたが、「こはまがいけ」と読むそうです

 

旅の始めから三島駅で切符を紛失し、駅員さんにお世話になりました

徒歩で駅南口の楽寿園へ向かいました

天候に恵まれて、雲ひとつない快晴でした

学生証提示で入園料が無料になりました

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ホームページで水位を確認すると、この日の小浜池の水位は130cmでした

去年の同じ日は89cmだったそうです

旅の1週間前から毎日水位を確認し、どうにか当日まで130cmは切らないでくれと思っていましたが、ギリギリ130cmに留まってくれました

しかしこの日はなぜか停滞した池の水に茶ゴケが浮いてドロドロとした感じで、期待通りの写真は撮れませんでした

 

1枚目の撮影ポイントのすぐ背中側の石階段を降りると、中の瀬という池がありました

小浜池よりこちらの方が水の流れがあって涼やかで綺麗でした

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絶景です

小浜池を一周し、この後源兵衛川と白滝公園に行きました

源兵衛川は川の中に遊歩道があって、本来ならそこで水遊びすることもできるみたいなのですが、増水で立ち入り禁止になっていました

 

三島駅周辺では源兵衛川のほかに、蓮沼川や御殿川、桜川など綺麗な小川がたくさん流れています

駅からは少し距離がありますが、柿田川公園にも訪れたことがあります

三島はどこを歩いていても綺麗な水を見ることができるような気がします

とても有名というわけではないですが、水の都と呼ばれるにふさわしい場所だなと思います

 

 

2時間くらい見てまわったあと、三島駅に戻って無料のシャトルバスに乗り、長泉のとある美術館へ行きました

あまり有名にしたくないので名前は伏せます

平日15時頃のバス車内で乗客は私1人だけでした

入館料は大学生で800円でした

現地もコロナ禍の平日で人が少なく、とても快適でした

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美術館は広場→館内→庭園の順路になっています

美術館自体は丘の斜面を活用した白い箱型の建物(写真中央右)になっていて、この写真を撮影したときは、1階建?と思いましたが、実は2階建になっていました

土地の面白い使い方、贅沢な使い方がされているなあと思いました

 

館内に入ります

一部の展示を除き撮影可能です

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彫刻は面の絵画と違って色んな角度から見るのが良いと思って、しゃがんで下から眺めたり彫刻の後ろに回ってみたりしました

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美術館を出たところにある庭園にはたくさんの彫刻像が置かれているほか、花も綺麗に植えられています

くまなく見ていくと、展示物だけでなく建物や庭園の隅々にもこだわりや仕掛けがあることがわかりました

気づかず素通りしたものがあったかもしれません

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最後に小道を通って、自分で門を閉めて庭園を出ます

1時間半あれば写真も撮りながら十分見てまわれると思います

 

帰りもシャトルバスに乗って三島駅に戻り、旅はこれで終わりです

 

 

2月に名古屋の友達に会いに行った時以来のひとり旅でした

本当はどこかに泊まりたかったですが、体調やスケジュールの都合で日帰りにしました

今回は知る人ぞ知るような場所に行ってきました

小浜池は昨年度、富士山の湧水についてのレポートを作成しているときに、

美術館は小浜池とセットでどこか行きたいなとGoogle mapsをいじっているときに初めて知りました

小浜池には友人が幼い頃来たことがあるということで、私が観光スポットに疎いだけかなと思いました(実際疎い)

しかしGoogle mapsのレビュー数を見ると、同じように三島の湧水をテーマにした柿田川公園が2,531に対して小浜池のある楽寿園が1,275の約半数で、それほど有名ではないと思われます(2020/11/4時点)

 

最近はスーツ旅行チャンネルにハマっていて、暇な時はいつも見ています

お金が貯まったら次はスーツ旅行チャンネルでも紹介されていた、サフィール踊り子という列車に乗って出かけてみたいなあと思います

 

 

 

おわり